詩 山田亮太(TOLTA)

Poetry Ryouta Yamada(TOLTA)

アトムログ3



ちじょう333メートルにまでたっしたきみは
それいじょうたかくなれない
けれど
きみのせいちょうはそこでとまったわけではなかった
せんしゃのくずでできたからだをささえる
きみのねっこは
ちちゅうふかくにのびつづけ
芝公園のどじょうから
エネルギーをすいつづけた
東京タワー
きのかげからきみをみているぞ
きみのめのたかさからはまめつぶほどのぼくにきみはきづいていない
機械振興会館の地下に
きみのもてあましたきぼうがねむっている
おれまがったままやくわりをおえ
なんのためにかがやいている
からっぽのからだで
だれとおしゃべりしているの
港区からいわき市へ
ささやくこえがきこえる
小名浜港をみおろすいわきマリンタワーが
そのこえをキャッチする
芝公園15号地でみみをすますぼくに
おもいなどありはしない
東京タワー
きみをころすべきだった

短歌 斉藤齋藤

Tanka Saitou Saitou


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